勇気の翼

スペシャルオリンピックス日本の設立者である細川佳代子さんの講演会に行って来ました。
今回の講演「勇気の翼 インクルージョン 2015」というタイトルには 
障がいの有無にかかわらずすべての人がその人らしく活き活きと命を輝かせて生きていけるそんな「包み込む社会」を2015年までに創造を目指すの意が込められているそうです。
知的障がい者が特別な目で見られない、あたり前に共存できる社会。


スペシャルオリンピックスは4年に一度オリンピックの前の年、つまり今年の夏にアテネであったそうです。…知らなかった。なぜ?マスコミが取り上げないから知名度がとても低いのだそうです。
スペシャルオリンピックスで一番大切にしていることは、人に勝つことより きのうの自分に勝つこと、それこそナンバーワンよりオンリーワン
それぞれが目標を持ち自分の可能性に向かって挑戦し、途中であきらめずにベストを尽くすこと。
親の役目はこどものありのままを見つけて伸ばしてあげること。


区が主催なので町内会のご年配の方々が多く見受けられました。会場は大きな拍手に包まれました。が、
会場へ質問「2015年までにできると思う方、挙手を」にわずか1割。そんな私も手を挙げることができませんでした。
細川さんはさぞかしガッカリしたことかと思われます。


じゃ、どうしたらいいのかを提案していくのも私たちの役目かも。

花も花なれ、人も人なれ  ――ボランティアの私

花も花なれ、人も人なれ ――ボランティアの私

会場で購入した著書。動き出してからのご苦労や結婚のエピソードもあったりと楽しく時には涙して読んでます。