五味太郎その2

つづき。
「ケータイ電話はマナーモードにするか電源を…」と言う案内をさえぎり、「何かあったら困りますからね、そのままでいいですよ」とのこと。あらびっくり。

ワークショップでは車いすの青年が来ていて、どのように対応するのかな〜と見ていたら、「板に別の紙持ってこようか?」「いえ」「椅子から降りて膝つけれる?」「はい」「じゃここんとこぶっちぎっちゃっていい場所探して」との対応。
車いすだから手を貸すんじゃなくて、楽しめる環境に整えるっていうだけでちゃんと参加できたのです。障がい=助けなきゃというのは迷惑にあたることもある。でも、理解するは必要。


おもしろいことしかしない。楽な方へいきなさい。自分で逃げないとダメ。人に聞いてたら遅い。
「楽」同じ漢字でらく=たのしいでしょ。漢字の読み方を考えた人はエライネ〜。(まわりから見たらつらいことでも)自分が楽しいことを仕事にしている人が一番強い。でも大人は好きな仕事をしている人が少なすぎる。
教育は自己発見のために時間を投入しないのだろうか。
自分で把握する機会がない。=好きなことがわからない。好きな仕事に巡り会えない。根っこがないから不安になる。
自己発見ができた子は苦しくなく楽しく生きれる。(そういえばさかなくんって楽しそう)


子供を丁寧に見過ぎているから息苦しい。お母さんがいい人に思われたいから教育・しつけの名の下に成長を阻んでいる。自己発見がしにくい。迷子が増えるって自主性があっていいことだね〜。


人生って楽しんだもんが勝ちが基本。


ワークショップ舞台裏の話や友達弁護士の話やちょこっとだけご両親の話や多岐にわたっての内容。聞くと言うより感じる貴重なトークイベントでした。

大人問題 (講談社文庫)

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世界は気になることばかり

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