ひとりランニング
春休みは一日の予定を立てて、過ごしている虎之介。
順調にいってたのに、スイミングの帰りに急きょ区役所に寄ったのが気に入らなく、
「降りる!」と久々の反抗。
しかし、歩くと1時間くらいの距離をひとりで行かせる自信がなく、
強制的にクルマで帰ってても、
「降りる!歩くね!」と言い張るので、残り3分の1くらいの分岐点当たりで降ろして少し見送ることに。
そしたら、ランニングで帰って行くではないですか!
信号はちゃんと守って、いつもの帰り道の歩道を走っていく姿。
母とは買い物が主で大荷物、ついついクルマでおでかけが多い毎日。
自転車は事故以来、すすんで乗らなくなってしまってるし、
学校でのランニングが根付いているようなので、もっと自分の足で過ごす時間を増やさねば、
このやる気…もったいない。
明日から頑張ります、母が。
- 作者: 小林カツ代
- 出版社/メーカー: 講談社
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